国と文化、そして人間を考える仕事。

コンサルタントR.N

国際的な視点を持った仕事がしたくて転職。

前職ではM&A仲介会社で国内案件のみを担当していましたが、その中で「国際的な視野を持ちたい」という思いが芽生えました。

海外案件に携わることで、異なるビジネス環境や文化に触れ、グローバルな展望を持つ力を養いたいと思いました。
異なる国々のビジネス環境や文化を理解し、それに基づいた戦略を提案することは知的な面白さがあります。

現在は消費財メーカー向けのマーケティング支援プロジェクトを担当しています。市場調査や分析を通じて、他国について調べるほど「人は国を問わず9割が共通している」と感じ、普遍的な人間の在り方が見えてくるような気がしています。

そして一方で環境や文化によって微妙に異なる人間性の一割の部分がユーザーのニーズを分け、商品企画やプロモーションの差別化要素になっているとも感じます。
こういった部分への考察を深められるのは、この仕事の特徴的な面白さだと思います。

多様なビジネスモデルに触れる面白さがあります。

入社して良かったと思う点は、幅広い業界や企業と関わる機会が得られたことです。
様々なクライアントの課題に取り組む中で、今まで知らなかった業種の業界知識やビジネスモデルを短期間でキャッチアップし、課題解決策を提案するスキルが磨かれました。
また、チームメンバーとの連携を通じて、多様な視点からのアイデアが生まれ、より効果的な解決策を見つけることもできますから、その点でも仕事が面白く、それが自身の成長に繋がっていると感じています。

営業だけでなく、プロジェクトの遂行に携わることができる。

入社数年でPM*に近い立ち位置に。

現在私は営業関連業務と調査・分析・報告書作成関連実務、両方を担当しています。

具体的には営業関連業務では、大手メーカー系事業会社を中心に、日々のコミュニケーションを通して論点整理、要件定義、案件組成を行っています。当社は通常のコンサルティング会社と異なりメンバークラスがKPIを持ちクライアント接点・提案活動を行うところに特徴があり、私も入社数年で提案まで行うようになりました。

調査・分析・報告書作成関連業務についても調査計画の立案と実行から情報分析や報告書作成まで、大手のコンサルティング会社の業務よりかなり大きな範囲を担っています。

裁量は非常に大きく、上長と相談しながらではありますが、数名のチームではありますが、徐々にプロジェクトマネジメントに近い立場へとキャリアアップしています。

この仕事に必要なスキルは、ラストマンシップだと最近は特に感じます。
形式上、最終責任はPMにありますが、メンバーであっても自分自身がプロジェクトの成果を追求する、最後の一人だという気概で取り組むこと。
自分自身で可能な限り責任範囲を広げ、やり切ること。
プロジェクトの中で与えられた一部の論点、一部のモジュールをこなすというような気持ちだと結局は良い仕事ができません。
仕事に取り組む姿勢は品質だけでなく、成長スピードや生産性にも大きく関わります。
ハードワークになりがちなコンサルタントの仕事だからこそ、ラストマンシップをもって取り組むことが大切なのだと感じています。


*PM:プロジェクトマネージャーの略語。契約後のプロジェクト遂行の責任を負い、プロジェクトメンバーと協働し、顧客の課題解決を遂行する役割。

ドイツの工事現場を周り、21人の工事職人にインタビュー。

最も印象に残っているプロジェクトはドイツ出張に行ったプロジェクトです。
このプロジェクトでは、クライアントが策定している長期目標達成のために、現在の事業のままで良いのか、課題は何なのかを明らかにすることでした。
何をどう調べ、どのように分析すれば、クライアントの目標達成のための評価指標になるのか。
クライアント、プロジェクトチーム内で議論を重ねた結果、最終的には「現地現場に飛ぶしかない」と、単身でドイツに出張しました。
結果、コロナ禍の中でしたが、ドイツの工事現場を周り、21人の工事職人にインタビューを行うことに成功し、そのことでクライアント事業の存続にも関わる、非常に重要な示唆を得ることができました。
不確定な施策を実施するときには常に失敗のイメージが付きまとい、その責任についても意識してしまいます。
しかし、不安があっても、その責任を引き受けなければ、大きな成果は得られません。
この経験は、プロジェクトの論点の一部のモジュールをこなすのではなく、当事者意識を持ち、「自分がやるしかない、自分がやらないで誰がやるんだ」というラストマンシップを持つことの重要性を改めて強烈に意識させられるものとなり、特に記憶に残っています。

Q.前職ではどのような仕事をしていましたか?

前職では大手国内M&A仲介会社に勤務し、営業及び調査・報告書作成関連の実務を行っていました。
具体的には後継者不在のオーナーに対しM&A仲介サービスを提案し、初期の簡易DDの後に企業概要書を作成していました。

候補先30社程度に対し1次提案、候補先のうち1社とLOI締結後、条件調整を行い、最終契約締結を支援。
新卒から2年間で7件の成約まで関与しました。


Q.職場の雰囲気はどんな雰囲気ですか?またどんな役割ですか?

当社の職場の雰囲気としては非常に活気に溢れていると感じます。20〜30代前半の社員が中心で、留学経験者や海外事業の経験者が多く、それぞれのバックグラウンドが活かされ、多様性が尊重される環境です。

コミュニケーション力や提案力など、個々の案件を通じて皆と切磋琢磨できますから、全体的に成長は早いと感じます。

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