これからは海外企業を買う時代。グローバルを身近にするM&Aならプルーブ
「今まで」と「これから」

海外事業の進め方

今まで 0から1つ1つ売上を作り上げていく

これまでの日本企業の海外事業は、まず各国の市場を調査を行い、その後にパートナーを開拓し、次に現地法人を作るといった、0から1つ1つ売上を作り上げていく取り組みが一般的でした。しかし、この方法は時代遅れになりつつあります。

これから 海外企業を買う時代

設備や営業チャネルから人材まで一括で手に入るM&Aのほうが手っ取り早い方法です。そもそも海外では、販社作ったり、人を数人採用するレベルでM&Aが行われているのが日常です。さらに同じアジアの国を見たとき、韓国・中国企業はM&Aを駆使した展開をすでに始めており、いままでの進め方ではスピードが遅すぎるのが実情です。

M&Aは大企業だけのものではない

M&Aを活用しながら海外事業を取り組んでいく、そういった考え方をあたり前のこととして取り組む企業が求められています。決して「M&Aは一部の大手企業による手段ではありません。すべての企業にとって新規事業推進の有効な選択肢であり、売上規模が30億円もあれば、M&Aによる展開が最適な選択肢になります。

M&Aでできること

Why M&A

01 市場に精通した人材と販路・ライセンスなどのノウハウが手に入る

不慣れな海外市場において、全てを自社で全てを作り上げていくことは用意ではありません。その点、M&Aを活用すれば、事業推進に必要なものがすぐに一括で手に入るため、自社で進めるよりも高い成功確率で事業を進めることができます。

02 難易度の高いコミュニケーションがクリアできる

言語の問題以上に働く人たちが同じ目的、同じ方向を向いているかどうかが大切となります。M&Aは、同じ会社というつながりをもたせることで同じ目的を共有することで、コミュニケーションの問題をクリアすることができます。

03 競合より先に市場進出できる

もし競合企業が、同じ業界・製品を扱っている会社を買ったとしたらどう思いますか?海外でうまくいくケースの多くは、先行して進出している会社です。必ずしも競合より早ければいいわけではありませんが、海外事業の成功確率を高めるためにはスピード感を持って展開する必要があり、M&Aはその手段として最適な方法となります。

04 既存の延長線上にはないビジネスの拡大ができる

今までと全く違う地域に売上が作れるとしたら?M&Aは、買収先の会社の売上・利益をそのまま計上できます。海外に新たな事業ができることは事業ポートフォリオの最適化に繋がり、会社を安定・成長させます。

05 資金の有効活用

企業は、資金は有効活用して、拡大していくことが求められています。しかし、行き詰まり感のある国内市場で、その資金の投資のしどころは限られているのではないでしょうか。海外企業を巻き込んだM&A(クロスボーダーM&A)は、事業シナジーをもたらし、さらに資金を売上・利益に変換し、増やす。

プルーヴの現地ネットワーク

Network

大手投資銀行や証券会社では取り扱っていない
地場ごとの専門ファームと連携

クロスボーダーM&Aの主役となっている10億円から300億円規模の売り先となる会社は、地場ごとの専門ファームが情報をもっており、彼らとのパートナーシップが不可欠です。プルーヴは、これまで1,500件以上の海外調査プロジェクトを通して彼らとのコネクションを持っており、お客様に最適なM&A先をご紹介することができます。

【東アジア】日本、中国、香港、台湾、韓国 【東南アジア】シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、ラオス 【オセアニア】オーストラリア、ニュージーランド 【南アジア】インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ 【中東】サウジアラビア、UAE、トルコ 【ロシア】 【北米】アメリカ、カナダ 【中南米】メキシコ、ブラジル、コロンビア、ベネズエラ、ペルー、チリ、アルゼンチン 【欧州】イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー

M&Aの流れ

Flow

SETP1

市場・企業分析・進出戦略構築

市場進出の際に最も重要となってくることは、その市場のどこのポジショニングを狙えば勝てるか?を明らかにすることです。その為の初めのステップとして、該当国の該当市場におけるプレーヤーを洗い出し、顧客・競合・流通といった視点で整理し必要な情報を取得します。そして自社のリソースも加えた全情報を分析し、進出のための戦略を構築します。最終的に「自社のリソースのみで進出するか?」「他社と提携して進出するか?」「どこかの企業を買収して進出するか?」の選択を行う必要があります。

SETP2

ターゲット企業選定

進出形態の一つとしてM&Aが最もふさわしいと判断した場合は、どの企業に対して買収を持ち掛けるかを選定していく必要があります。ロングリストを作成してショートリストに落とし込み、候補企業へのアプローチをしていく大きな進め方は共通ですが、リストアップの方法や売り案件の整備状況などは国によって異なります。

SETP3

ターゲット企業分析

ターゲット企業へのアプローチを始める前の段階で、その企業の情報についてはより深くつかみ、「自社戦略とのシナジーが生まれるか?」をもう一度問いかける必要があります。上場している企業であれば公開されている情報から戦略分析を行うことができますが、非上場企業の場合は情報が限定的であることから、調査会社を使い新たに情報を取得していくことが一般的です。この分析結果をもって、ターゲット企業へのアプローチ判断を下します。

SETP4

Due Diligence(デューディリジェンス)・Valuation

ターゲット企業と合意が得られ、基本合意書及び守秘義務契約の締結まで至れば、いわゆる財務DD、法務DDといった各種評価を進めていきリスクを洗い出します。この際には現地のルールに精通した専門家をアサインする必要があります。また各種の数値データを使用して、ターゲット企業はいくらで買うのが適切かを試算し、後の契約に至るまでの初期価格として設定します。

SETP5

交渉・契約

戦略の合意、リスクの洗い出しとその対策、買収価格の合意等の作業を進めていき、どのような形で契約するかを最終判断し契約書に落とし込みます。これが成立した時点で買収そのものは完了といえます。

SETP6

PMI

買収後にその企業同士を統合し、シナジーを創出していくためのステップがPMIであり、このステップなしにM&Aの価値を創出することは困難とされています。特に日本企業と海外企業のビジネスの進め方は根本的に異なることが多く、このステップが最も困難であるとされています。ここを乗り越えるために、もちろん文化的な多様性を尊重すること、コミュニケーションを密にすること等々ありますが、最も重要な点は「初期の戦略が確からしいこと」です。戦略が確かであれば時間はかかるかもしれませんが長期的には必ず価値を創出することができます。そのために、M&Aを進める際には上流の情報収集・分析を重視し行っていく必要があります。

プルーヴが選ばれる理由

Reasons

「確かな一次情報」を武器に、
ミドルレンジのM&Aを成功へと導きます。

M&Aアドバイザリー企業の多くは会計、法律といった専門性を武器とすることに対して、プルーヴは”確かな一次情報”を武器とする企業です。情報量が少ないミドルレンジのM&Aを日本企業が成功させる秘訣をご紹介します。

M&A成功の秘訣1

市場・企業の実態をつかむこと

上場企業、大手企業同士の買収であればAnnual reportや各種市場レポートを参照することである程度の実態を掴むことができます。ただし、50億円~300億円売上規模の会社になると情報量が格段に減り、市場も対象を把握することが困難なためM&Aした後で想定と違ったというケースになる可能性があります。

プルーヴの強み

海外進出・展開プロジェクト
1,000件以上の実績を活用し、
海外の「市場」と「企業」を実態調査。

プルーヴは世界のあらゆる地域で1次情報を取得するネットワーク・ノウハウを保有しております。市場レポートやニュース記事だけでは集まらない情報を新たに取得できる強みが最も重要なステップである初期戦略構築の確からしさを引き上げることができます。

M&A成功の秘訣2

会社内での高度な合意形成ができること

M&Aに限らす、会社のアクションを決めるためには、経営者、技術、営業、製造、経理、etc.複数部門の利害関係を調整しながら合意形成を図る必要があります。クロスボーダーM&Aはその中でも最も高度な合意形成が必要と言われ、多くの企業様においてその難易度が高くやり切れず、結果先延ばし等の”判断をしない判断”がされます。

プルーヴの強み

不足する情報を補い、
適切に分析して提示することで、
日本企業の意思決定を強力にサポート。

意思決定ができない原因の多くは情報不足、もしくは情報が足りていたとしてもそれが関係者全員で認識できず、”情報が不足しているように見える状態”になっていることです。プルーヴは不足する情報を補うこと、そしてそれを適切な形で分析し共通認識が構築できる形で表現するノウハウを培ってきております。このノウハウが全会一致でないと結論が先送りになる日本企業の意思決定を加速する大きな原動力となっております。

M&A成功の秘訣3

現地のルールに精通している事

M&A候補先となりえる50億円~300億円売上規模の会社は、大手投資銀行や証券会社では取り扱っておらず、地場ごとの専門ファームが取り扱っています。またその地域ごとのルールなどがあるため、M&Aを成功させるためには、地場ごとの専門ファームとの連携が求められます。

プルーヴの強み

ローカルパートナーとの連携で
現地のルールに従った評価ができる

もちろん地元企業とのコネクションや、会計、法律といったルールへの精通は不可欠です。プルーヴは優秀なローカルパートナーとのネットワークで、各企業様に合った体制を柔軟に構築して進めていくことが可能です。

サポート事例

M&Aをご検討されている方へ

世界各地を飛び回っている弊社コンサルタントと一緒に、
まずは「考える」ところから進めてみませんか?