海外の事業展開サポート
業界: 日用品メーカー
地域: 東南アジア
東南アジアで生活日用品を販売する対象エリアを絞り込み、実際の販売にこぎつけました。販売開始に先立ち、現地消費者の受容性や競合企業の事業実態を把握して、現地の理想的な販売パートナーを見つけ出し、提携を結びました。
課題
①東南アジアで事業を行うべきエリアが不明
東南アジアには複数の国、都市が存在するものの、どのエリアで商品を販売すべきか判断材料がなく、事業エリアが決まりませんでした。
②現地消費者の自社商品に対する受容性が不明
実際に自社商品に触れてもらい、消費者の声を聞きたいと考えていましたがコネクションがなく、受容性の調査をどのように行えばよいのかわかりませんでした。
③競合商品の販売実態が不明
ターゲットエリアでどのような競合商品が存在するのか、また競合企業がどのようなマーケティング施策を行っているのかが把握できていませんでした。
④販売代理店の開拓をしたいがコネクション不足
自社のリソースや経験だけでは、販売代理店のリストアップから抽出、優先順位付けができませんでした。
⑤販売代理店との商談の際に押さえるべきポイントが不明
現地の商習慣を理解したうえで取引条件の設定や商談を行う必要があるものの、押さえておくべきポイントがつかめていませんでした。
支援内容
【東南アジアにおける商品販売に向けた取り組み】
①デスクリサーチによるマクロ情報の収集や、店頭調査・簡易ヒアリングで現地の対象商品の販売状況を把握し、注力エリアを6か国⇒3か国に絞り込みをしました。
②消費者の受容性調査を行いました。(大型モール内におけるテスト販売、アンケート回収、FGIなど)
③市場実態調査(競合商品の販売状況、商流、流通価格など)を通じて、注力エリアをさらに3か国⇒1か国に絞り込みました。
④販売代理店になり得る企業を網羅的にリストアップし、事業実態評価と優先順位付けを行いました。
⑤販売代理店候補へのアテンド、商談・契約のサポートをしました。
結果
①東南アジアで事業展開を行うエリアを絞り込めました。
②消費者の自社商品の受容性を把握できたので、マーケティング施策の立案の参考になりました。
③自社の条件に合った販売代理店を開拓しました。
④販売代理店との条件交渉を順調に進めることができ、現地で商品販売を開始しました。