自動車・二輪車業界のご支援
内燃機関から電動への移行、モノ売りからコト売りへの昇華、移動手段からサービスへの転換へ向けた業界変革のなか、新時代におけるモビリティ事業の再構築を支援
内燃機関を中心としたモビリティ製品は人々のモータリゼーション化を推し進め、各国の高度経済成長を後押ししてきた。しかし、地球温暖化やSDGsへの対応が叫ばれるようになり、先進国市場を中心に動力源が内燃機関から電機駆動のモーター(EV)へ、燃料電池(FCV)へ移行する傾向がみられる。それに伴い、従来日本企業が得意としてきた領域・市場に対して中国メーカーや新興国メーカーの台頭が著しく進み、中国や新興国だけでなく先進国市場までを席捲しようとしている。
また、ICT技術の発展に伴い、AIやスマートフォンを活用したMaaS(Mobility as a Service)と呼ばれる領域も発展しており、さまざまな社会課題の解決策としてモビリティが果たす役割に注目が集まっている。「課題先進国」日本として、これらのモビリティ×社会課題の解決、を通じた新たな時代にふさわしいプレゼンスの向上が求められる。
テクノロジーの発達やSDGsの浸透を背景に、①内燃機関から電動へ(技術)、②モノ売りからコト売りへ(事業者)、③移動手段からサービスへ(利用者)といった大きな変革が発生している。また従来の先進国市場を中心とした市場構成から、中間層の成長を背景として新興国市場へ重心が移行し、また新興国発のメーカーも成長するなど、常に最新の情報をウォッチする必要がある。四輪車や二輪車のメーカーは引き続き移動手段としての自社製品を設計・開発・製造・販売をしながらも、自社製品とICT技術を活用したMaaSやアプリケーションをベンチャー企業や大手IT企業などと開発していくことが一層進展すると考えられる。
グローバルにネットワークを有する当社においては、先進国市場における最新の技術・トレンド情報の他、新興国市場における需要取り込みに向けた市場調査や、新サービスローンチに向けた事業開発・検証等、新たな時代のモビリティ事業の在り方を共に構築することができる。