新しい車室空間体験を目指した新規事業立案

新しい車室空間体験を目指した新規事業立案

業界 : 自動車・二輪
対象国・地域 :日本(訪日外国人向け事業) 

クライアントは大手自動車パーツメーカーで、主事業はOEMに対してパーツ納入を行っているものの事業多角化を目指し、新規事業立案を検討していました。しかし、社内のメンバーだけでは自動車に関する知識に集中しており、市場を俯瞰した情報収集・ビジネスモデル立案に課題がありました。
プルーヴが参画することにより、外部市場調査をデスクリサーチ+有識者ヒアリングという方法で行い情報収集し、その情報を元にクライアントと議論をし、ビジネスモデル案を作り上げました。

課題

クライアントは大手自動車パーツメーカーで、主事業はOEMに対してパーツ納入を行ているものの事業多角化を目指し、新規事業立案を検討していました。しかし、社内のメンバーでは自動車に関する知識に集中しており、市場俯瞰した情報収集・ビジネスモデル立案に課題がありました。

外部情報を取得し、それをビジネスモデルに昇華することが困難であったため、外部への委託を検討します。
これまでのプロジェクト実績から、曖昧なテーマであっても伴走してプロジェクトに取り組んでくれるという信頼感があったため、プルーヴに支援を依頼されます。

支援内容

プルーヴがクライアント企業に対して行った支援内容は主に以下の内容です。

  1. 訪日観光客市場概況のデスク調査実施
  2. 有識者ヒアリングにより、訪日観光客が旅行中に求める体験と彼らにサービスを行っている事業者の全体像の把握
  3. デスク調査・有識者インタビューの回答より、クライアントと議論の上ビジネスモデル案の作成

今回の支援のポイントは、新規事業の検討フェーズにおいて、クライアントが何を決定すべきかを議論しながら進めた点です。

ビジネスモデル案の議論では、市場の情報を踏まえた上で想定されるペルソナ・ニーズの共通認識を取り、どのような価値提供ができるか議論しました。
特に海外富裕層がどのような旅行を行っているかを把握しました。価値提供の在り方を議論し、ビジネスモデルに落とし込みました。

また、都度のMTGにてクライアントの懸念点・気になる点を引き出した上で、ネクストアクションの認識合わせを行いました。

支援内容からも以下のプルーヴの強みが生かせた事例といえます。

  • 伴走力
  • 当初のプロジェクトのスコープに捉われず、クライアントとコミュニケーションを取りながらゴールを目指すこと

結果

結果として、ビジネスモデル案として社内承認され、PoCを行うことになりました。

プロジェクトの進捗に応じて必要な情報が変わる中で、議論に必要な情報を絞ることで議論が活性化するという教訓が得られました。

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