量子技術事業のご支援

SECTOR — QUANTUM TECHNOLOGY

量子技術事業のご支援

量子コンピュータは「特定の計算を桁違いに速く解ける可能性がある」次世代の計算技術です。米国のGoogle・IBM、富士通・理化学研究所などが開発を競い、暗号や創薬、金融、物流への応用が探られています。
実用化はこれからですが、量子の本体を作らない企業にも、部品・材料・ソフト・人材・暗号の切り替え対応といった形で関わる入口があります。プルーヴは海外の動向と現実的な関わり方を平易に整理し、調査から実行まで伴走します。

60カ国の現地NW
19年の蓄積
2,000+件の海外プロジェクト
2024-12 Googleが誤り訂正で前進
105量子ビットの実証
1,121量子ビット IBMが多ビット化
1,000量子ビット超
2024-08 新暗号の標準化(NIST)
耐量子暗号3方式を選定
1,000億+ 日本の量子戦略
1,000億円超+ムーンショット

いま量子技術では、海外勢が誤り訂正や多ビット化で先行する一方、量子に強い人材の不足や、決め手となる用途がまだ定まらないといった課題が同時に進んでいます。
同時に、いち早く試す実証、暗号の世代交代(耐量子暗号への移行)、量子を使った通信やセンサー、ソフトウェア、人材確保など、関わる機会も広がっています。とくに暗号の移行は、量子を作らない一般企業にも関係します。プルーヴは19年・60カ国・2,000件の一次情報をもとに、戦略づくりから実行まで伴走します。

WAYS TO ENGAGE — 自社がど真ん中でなくても

この分野に関わる、6つの入口

量子コンピュータの本体をつくらなくても、世界で動き始めたこの分野に関わる方法は複数あります。自社の強みに近い入口から検討できます。

① 部品・装置で供給する

  • 極低温の冷却装置・制御回路・計測機器など海外勢が寡占する領域
  • 住友重工・大陽日酸・三菱電機などの供給余地

② 材料・部材で関わる

  • 超伝導材料・特殊部品の供給
  • 量子センサー向けの部材

③ ソフト・アプリで関わる

  • 量子向けソフト(OSS)の開発・活用
  • 自社業務での試験導入(PoC)

④ 暗号の世代交代に備える

  • 耐量子暗号への移行は全業界に関係
  • 鍵管理・システム更新の準備

⑤ 海外パートナーと組む

  • IBM・Google・Quantinuum・富士通+理研への接続
  • 共同実証・研究連携

⑥ 人材・投資で参画する

  • 海外研究者の採用・産学官連携
  • ベンチャー投資・出資
上海・北京の街並み

FAQ — 海外で量子技術に関わるときに必ず出る論点

量子技術に関わるとき、海外で必ず論点になる5つのこと

FAQ — 海外で量子技術に関わるときに必ず出る論点

量子技術に関わるとき、海外で必ず論点になる5つのこと

19年にわたり量子関連の企業・大学・スタートアップを支援するなかで、相談の多くは次の5つに集約されます。本体開発に限らず、暗号移行や部品供給で関わる企業にも共通する論点です。

01

量子に強い人材が世界的に足りない

量子の研究者・技術者は米国・中国・インドの有力大学や企業に集中しています。日本も東大・京大・阪大・理研・NTT・富士通などで育成していますが、年100〜200人規模にとどまります。量子物理・計算機科学・極低温などの複数分野にまたがる人材が必要で、海外人材の招へいや産学官連携が欠かせません。給与水準やビザ、機密管理が障壁になりがちです。

→ プルーヴは、海外(米国・カナダ・インド・欧州)の量子研究者の採用支援、大学との産学官連携、社内の量子チームづくりをご一緒します。

02

「これに使えば効く」という決定打の用途がまだない

量子コンピュータの強みを最大限に生かせる用途(いわゆるキラーアプリ)はまだ確立していません。化学・材料・創薬のシミュレーション、金融・物流の最適化、AIなどで試験運用が続いています。2024年末にGoogleが誤り訂正で大きく前進しましたが、産業での本格応用は少なくとも3〜5年先とされます。一方で、量子センサーや高精度の時計は比較的早い実用化が見込まれます。

→ プルーヴは、試験導入(金融・化学・物流・創薬)の整理、海外勢(IBM・Google・Quantinuum)や富士通・理研への接続、有望な用途の絞り込み、量子センサー・時計の早期実用化を支援します。

03

暗号の世代交代(耐量子暗号)への対応 ― 全業界が対象

将来の量子計算に備え、いまの暗号を新しい方式(耐量子暗号)へ切り替える動きが世界で始まりました。米国は連邦システムを2035年までに全面移行する方針で、銀行・決済・通信・クラウド・IoTなど全業界が対象です。日本でも指針づくりが進み、実装は2026〜2030年に本格化します。当面は新旧の暗号を併用しながら、鍵の管理体制を見直す必要があります。

→ プルーヴは、耐量子暗号への移行の道筋づくり、新標準の実装、暗号を切り替えやすい体制づくり、暗号モジュール(HSM)やクラウド暗号の統合をお手伝いします。

04

冷却・制御の装置が海外勢に依存している

超伝導方式の量子コンピュータには、絶対零度近くまで冷やす冷却装置や専用の制御・計測機器が必要です。冷却装置はフィンランドや英国の企業が世界市場をほぼ握り、制御チップは米国勢が自社内製しています。日本でも住友重工・大陽日酸・古河電工・三菱電機などが部品を供給できますが、量子向けの一式(フルスタック)はまだ確立していません。中国も国産化を急いでいます。

→ プルーヴは、冷却技術の国産化戦略、海外勢(Bluefors・Oxford)の代替、制御・計測の内製化、国内大手(住友重工・大陽日酸・三菱電機)との連携をご一緒します。

05

量子通信網の整備で海外に後れ

欧州は量子通信インフラの構築を進め、中国は衛星や1,200kmの量子鍵配送網を運用しています。日本は東芝・NEC・NICT・NTTが量子鍵配送(盗聴を検知できる通信方式)で世界トップ級の技術を持ちながら、国内網の整備が遅れています。今後は耐量子暗号と組み合わせた、量子に強い通信基盤づくりが課題です。

→ プルーヴは、量子通信網プロジェクトへの参画、量子鍵配送と耐量子暗号を組み合わせた設計、NICT・東芝・NEC・NTTなどとの連携を支援します。

これらの論点、海外を視野に入れてどこまで整理できているでしょうか。

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CHECK YOUR READINESS — 19年 60カ国 2,000件の知見から

自社の海外事業は、いま何合目か。

20問で5軸(経営体制・製品適合性・市場定義・販路・実行基盤)を可視化し、その場でスコアと次の一手をご提示します。

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中国の街並み

事例分析 — 19年・60カ国・2,000件の実績から

海外で成果につながった、関わり方の5つの型

事例分析 — 19年・60カ国・2,000件の実績から

海外で成果につながった、関わり方の5つの型

海外で成果が出た事例を整理すると、規模の大小よりも「国の研究・産業連携・標準づくりの主導」をどう組み合わせるかに共通点がありました。

型1:国を挙げた長期研究で技術を突破(米Google)

Googleは2024年末、105量子ビットの「Willow」で誤り訂正の大幅な改善を実証しました(量子ビットを増やすほど誤り率が下がるという重要な前進)。世界トップ級の研究に数十年投資し続けたことが突破につながった例です。

型2:多ビット化とソフト基盤で開発者を囲い込む(米IBM)

IBMは1,000量子ビット超のプロセッサと段階的なロードマップを示し、無償のソフト基盤(Qiskit)とクラウドで世界中の開発者を取り込みました。世界250以上の機関が参加するネットワークには、東大・慶応・理研なども加わっています。

型3:別方式と商業顧客の実証で存在感(Quantinuum)

HoneywellとCambridge Quantumが統合したQuantinuumは、超伝導とは異なるイオントラップ方式で安定性を高め、JPモルガンやBMWなどと化学・最適化の実証を進めています。新興勢が独自方式と商業顧客で存在感を出した例です。

型4:国産機を公共プロジェクトで開発(富士通+理研)

富士通と理化学研究所は国産の量子コンピュータを開発し、既存機を国内外の大学・企業に開放しています。政府の量子戦略(1,000億円超)やムーンショット目標の中核を担う、公共プロジェクト型の例です。

型5:量子鍵配送に特化して世界へ(東芝)

東芝は量子鍵配送(盗聴を検知できる通信)で累計100件超のプロジェクトを手がけ、欧州やアジアに展開しています。日本発の通信技術が世界の基盤に浸透した、特化型の例です。

中国市場の街並み

DEEP DIVE — 論点別のくわしい記事

量子技術の海外展開を、さらにくわしく

DEEP DIVE — 論点別のくわしい記事

量子技術の海外展開を、さらにくわしく

業界全体の概観だけでは判断できない論点ごとに、PROVE のコンサルタントが現場で得た一次情報を記事化しています。

量子 / 人材量子人材の確保と産学官連携 — 海外に集中する人材の獲得海外(米・加・印・欧)の量子研究者の採用、大学との産学官連携、社内の量子チームづくり。無料相談する →
量子 / 暗号移行耐量子暗号への移行 2030-2035 — 新標準と切替体制移行ロードマップ、新標準(ML-KEM・ML-DSA)の実装、切り替えやすい体制、HSM・クラウド暗号の統合。無料相談する →
量子 / 応用用途の実証と量子センサー — 早期に使える領域IBM・Google・Quantinuum・富士通+理研への接続、実証案件の整理、量子センサーの早期実用化。無料相談する →
COMING SOON冷却の国産化・量子通信網 ガイド 2026海外勢(Bluefors・Oxford)の代替、制御・計測の内製化、量子鍵配送と耐量子暗号の組み合わせ、NICT・東芝・NEC・NTT連携。記事公開前の個別相談はこちら。無料相談する →
中国のオフィス街

サービス — 海外展開を「相談」から「実行」まで

PROVE が提供する量子技術支援

サービス — 海外展開を「相談」から「実行」まで

PROVE が提供する量子技術支援

必要な工程だけを切り出して提供します。市場調査だけ、暗号移行や人材確保の支援だけ、あるいは用途の実証から量子通信・冷却技術まで一貫して、いずれも対応できます。

量子技術の市場・研究動向の調査

  • 量子コンピュータ・通信・センサーの市場予測
  • Google・IBM・Quantinuum・富士通+理研の進み具合
  • 中国・インド・欧州の量子戦略の整理
  • 国際機関・標準化団体(NIST・IEEE 等)への聞き取り

耐量子暗号(PQC)への移行

  • 新標準(ML-KEM・ML-DSA 等)の実装
  • 移行ロードマップ(2025〜2035)
  • 暗号モジュール(HSM)・クラウド暗号の統合
  • 新旧併用の安全な設計

用途の実証・産業応用

  • IBM・Google・Quantinuum・富士通+理研への接続
  • 実証案件の整理(金融・化学・物流・創薬)
  • 量子センサー・高精度時計の早期実用化
  • 量子向けソフトの開発支援

量子インフラ・通信・国際連携

  • 冷却技術の国産化(海外勢の代替)
  • 量子鍵配送と耐量子暗号の組み合わせ
  • 欧州・米国の量子プロジェクトとの連携
  • 政府の量子戦略・補助金の活用

— LET’S TALK —

海外を視野に、
まずは 30 分で。

海外の最新動向(Googleの誤り訂正、IBMの多ビット化、暗号の新標準、富士通+理研の国産機、東芝の量子鍵配送 など)と、部品・材料・ソフト・暗号移行・人材・投資といった関わり方を、御社の立場に合わせて整理します。
一般の情報では見えにくい、研究・産業応用・経済安全保障・標準づくりのつながりを、プルーヴ19年・60カ国・2,000件の実績でご支援します。初回相談は無料です。

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* 営業色の強い連絡は致しません。お話を聞き、論点整理してから次の打ち合わせ可否を判断いただけます。