食品・農業業界
国内需要が減少傾向にある食品業界において、海外市場の選定、進出戦略を一気通貫でご支援
パンデミックにより、食生活・購買行動が大きく変容した。デリバリー需要、オンラインでの購買活動はこのまま定着する見込みで、食品メーカーのみならず、小売業、卸売業はさらにデジタルを通じた顧客体験価値の向上へ向けた動きとなっている。また、国内の人口減少が「需要の低下」へ大きく影響する。事業成長には、海外市場での需要を取り込み、海外売上の向上が不可欠な状況下にある。
国内の人口減少は留まることがなく、食品業界は国外を中心とした新たな市場開拓、需要発起が加速させることが急務である。特に、注目されているのがASEANである。これらの国々は経済成長が著しく、同じアジアの国々であることから食文化も近い。既に市場獲得に力を入れている企業は多く、今後も生産拠点の設立や販売網の拡張が盛んに行われていくことが予想される。他方で、ASEAN等の新興国であっても、ローカル企業が食品業界を形成し、飲食・流通を確立している。現地市場でのブランド認知や流通チャネルが不足する中で、素早い海外展開を行うために、販売網をすでに持つ現地企業の買収や合弁会社の設立をする動きもみられる。
人口減少に伴う市場の縮小への対策として、企業を持続可能にするため、海外市場の進出、海外売上比率の向上が不可欠である。その海外進出のための市場理解、進出戦略の構築まで一気通貫して支援を行うことができる。