中国企業の情報収集に求められる客観的な視点

世界最大の人口を誇り、近年GDP(国内総生産)で世界2位の経済大国へと発展を遂げた中国。今では世界を代表する企業として中国企業の名前を聞くこともあり、多くの日系企業が、そんな中国企業の成功の秘訣を学ぼうと関心を寄せています。
 
今回は、中国企業へのヒアリングを例に、現地での情報収集と抑えておくべきポイントについてお伝えします。

ベールに包まれた中国企業

中国といえば、何かと日本と縁のある国というイメージがあるかと思います。
最近では日本を訪れる中国人観光客の数も上昇傾向にあり、より身近に感じる機会が多くなっています。
ただ、中国の国内情勢や、現地のトレンドを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
 
中国は長らく共産主義政権を保持し、外から出入りする情報も内部の情報もすべて国による厳しい検閲が入り、実情はベールに包まれていると言われています。
国家だけでなく、各企業に関しても、厳しいセキュリティーが徹底されており、アポイントメントを打診しても断られてしまうなど、なかなか正確な情報が日本まで入ってきません。
たとえば、「ある中国企業が成功している」という情報があっても、それがどのように成功しているのか、どういったデータがあるのか、詳細を手に入れることは困難です。
 
また、時期によっては予告なく法規や政策が変わったり、各省ごとに手続きが異なったりと、ごく一部の情報に左右されてしまうこともあります。

現地の関連企業とのコンタクト

将来中国との事業展開や提携を視野に入れているなら、まず関連会社とコンタクトを図り、可能な限りコミュニケーションをとって信頼を得ていくことをおすすめします。
 
関連企業の場合、大手企業内部の人間ではないため、より客観的な意見や情報を得られる可能性が高いです。
また、関連企業の人たちのつながりから内部の実情を聞ける可能性もあります。
以前、とある中国の大手企業に関するヒアリングを行い、関連企業の方の奥様が、その大手企業の一族出身で、内情をよく知っていたということや、知人がその大手企業に勤めており、よく社内の話は聞いているということがありました。
 
こうした対象企業の関連するネットワークの特性を理解し、より客観的な情報を得ることが、のちの事業展開の大きな一歩となるはずです。

中国企業を理解する上で求められる客観的な視点

情報を精査するうえで、固定概念を捨てて客観的な視点を持つことが重要です。
 
デスクリサーチなどウェブ上のリサーチも大切ですが、とりわけ信頼のおける情報か少ない中国では、やはり現地に行って、自分の目と耳で意見を取り入れるべきでしょう。
ほんの些細な雑談のような会話の中にも、現在中国ではどんなものが流行しているのか、どのような文化が根付いているのかなど有意義な情報を得ることができます。
 
そうした情報を積み重ねていくことが、中国ならではの環境においても「確かな情報」として精査できることにつながります。
 
プルーヴでは、中国だけでなく世界中の国を対象に、客観的な視点から現地を調査することで海外進出に必要な情報を集め、お客様の海外事業進出の戦略策定から実行支援までをサポートしています。
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