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ベトナム・ホーチミン2区の成長性と日本の企業進出に与える影響
2024.02.16 更新 / PROVE編集部
ベトナム・ホーチミン2区の成長性と日本の企業進出に与える影響

ベトナム・ホーチミン2区の成長性と日本の企業進出に与える影響

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今回、私たちはベトナム随一の大都市ホーチミンを訪問しました。ホーチミンはプルーヴとしても視察に訪れる機会の多い国ですが、近年の成長性、特にホーチミン2区と呼ばれるエリアの成長性は著しいものがあります。これまで、ベトナムを進出最優先国として注目していた日本企業はそれほど多くないかもしれません。しかし、現在の、そしてこれからのホーチミンは大いに注目すべきエリアだと考えていますので、今回はその点についてお伝えします。

高層ビルの建設が進むホーチミン2区とその理由

1年ぶりに訪れたホーチミンで驚いたのは、ホーチミン2区に高層ビルの建設が相次いでいることです。例えば、2区東南のサイゴン川に面したエリア・トゥーティエム地区では、将来的には居住人口20万人・就業人口45万人・来訪人数20万人の計85万人を要する巨大都市を作るべく、開発が進んでいます。この計画では最終的に、オフィスや居住施設のみならず、公共施設や文化・教育施設なども誘致し、中国の上海や深センに並ぶ世界的な都市を目指しているとのことです。

 
1年前にホーチミンを訪れた際にはこれほどまでに開発が進んでいなかったので、ここ1年でホーチミンは目覚ましい変化を遂げたということが分かります。現地の方も「今、2区は不動産バブルがすごい」と口にしていたので、現地の方も驚くほどのスピードなのだと感じました。

 
東京都が23区と市町村に分かれているように、ホーチミンは19区5県に分かれています。そして、ホーチミンの中心部にある12の区には1〜12までの番号が割り振られ、その番号で呼ばれています。1区は政治・経済の中心地であり、またフランスによる植民地支配下にフランス人建築家によって整備された町でもあるので、その面影が残る建物や街並みに観光客が集まる地区でもあります。

 
2区は、その1区とサイゴン川を挟んで隣接しています。ベトナム政府としてもこの2区の開発に力を入れており、1区にある首都機能を2区に移転しようとする動きがあるとも言われているほどです

 
さらに、2区の開発は高層ビルの開発にとどまらず、地下鉄の建設も進んでいます。建設が順調に進めば2019年に試験運転を実施し、2020年に正式に運行を開始する予定です。この地下鉄の走行区間には1区と2区が含まれていますので、地下鉄が開通すれば1区と2区の交通の便がさらによくなり、人の往来が今以上に活発になるでしょう。

ホーチミン2区の発展が日本の企業進出に与える影響

それでは、ホーチミン2区の発展は日本の企業進出にどのような影響があるのでしょうか。まず、経済・商業エリアが拡大することにより、ビジネスのチャンスが広がります。そして、新しいエリアであるため、未来型都市として、IoTやスマートシティ化など、新しいテクノロジーを活用した都市圏になる可能性があります。実際、2区よりさらに東側のエリアには、ベトナム国家大学や国の研究機関などが集中しているエリアがありますので、それらの機関と提携して新たなテクノロジーを導入するということも考えられます。

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これらの理由から、私たちは日本企業の進出先として、ホーチミンは大いに可能性のあるエリアだと考えています。一般的に海外進出を考える際には、同じエリアで比較することがあ
ります。東南アジアで比較した場合、市場規模でいえば2017年の名目GDPが10,154億ドルのインドネシア、4,554億ドルのタイなどが上位に来るでしょう。ホーチミンを擁するベトナムの名目GDPは2,204億ドルと規模としてはまだまだ小さいので、そもそも候補にならないことが多いのです。

 
しかし、何度も足を運んでいる中でベトナムの成長性は無視できるものではありません。今後アジア・ASEANへの進出を検討しているのであれば、候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

参考記事

・ホーチミン2区「トゥーティエム」の紹介 | 上海・深圳に並ぶ未来型都市の誕生
https://vietnam-lifestyle.com/hochiminh-dist2-thuthiem/

・ホーチミン:メトロ1号線の2駅、間もなく完成へ
https://www.viet-jo.com/news/economy/180417171738.html

・ニッセイ基礎研究所 不動産投資レポート 対照的なエリア形成が進むホーチミンシティとハノイのオフィス市場
https://www.nli-research.co.jp/files/topics/40881_ext_18_0.pdf

・Information Technology Park ready for Eastside innovative district in HCMC(ホーチミン市イーストサイドの革新的地区のための情報技術パーク、2区より東側のベトナム国家大学や国の研究機関について)
http://sggpnews.org.vn/hochiminhcity/information-technology-park-ready-for-eastside-innovative-district-in-hcmc-81274.html

・2019年東南アジア主要国経済の見通し(ASEAN各国の名目GDP)
https://www.okb-kri.jp/wp-content/uploads/2019/03/172-focus.pdf

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