COVID-19が猛威をふるい、東京オリンピック後に本格到来するとされていたグローバリゼーションの時代にブレーキがかけられたように見えます。
一方この変化は歴史的に振り返ると決して新しいものではなく、過去幾度となく訪れた危機と革新サイクルの1つと言え、日本経済を非連続的に成長させるきっかけとなりうります。
本セミナーは戦後起こってきた日本企業のグローバル化の歴史を解説・振り返りながら、今回のコロナ禍が歴史上でどう位置づけられるかについての示唆を与えます。
そして、この新たなグローバリゼーションの時代の先に起こるゲームチェンジがどのようなものになりうるか、これに備えてWithコロナの今どうして行くべきかについて参加者の方々と一緒に考え、今後の活動に活かしていく為の指針を立てていく事を目的とします。
開催要項
2020年8月25日 15:00-16:30
無料 Zoom ウェビナー予定
対象
- Postコロナを見据え今後のグローバル戦略の再構築について考えられている方
- 実際に企業を経営されている経営者様
- 海外事業のご責任者様・ご担当者様
登壇者
森 英朗(プルーヴ株式会社 代表取締役社長)
大手PR会社にてメーカー等クライアントのPR実務に従事後ボストンコンサルティンググループ出身者が設立したコンサルティング会社取締役に就任。
本社実務及びHR事業などの新規事業設立を担当。
2007年にプルーヴ (株) を設立し、日本企業の海外事業戦略支援を独立系のコンサルティング会社代表として13年間携わる。
現在は同社代表取締役及び国内マーケティング支援事業のセルウェル株式会社代表取締役、BPO事業のraain株式会社代表取締役。
慶応大学環境情報学部卒。
吉野 靖史(プルーヴ株式会社 戦略コンサルティング部門シニアマネージャー)
大手家電メーカーにて事業・商品企画を担当した後、コンサルファームに参画。
製造業の事業ポートフォリオ設計や海外現法管理支援を行う。
現職においては各国のパートナー企業と連携しオーガニックな市場拡大支援に加えて飛び地の成長を生み出すクロスボーダーM&A支援も併せ、顧客企業の地域別ポートフォリオの再設計支援を行う。
京都大学工学研究科卒 中小企業診断士
プログラム
① Postコロナに向けて必要な自己変革を考える
これまで何があったか?~日本経済成長の源になった海外事業の位置付~
- 戦後からバブルそしてバブル崩壊
- 苦難の30年(グローバル化への意識変革の芽生え)
- インバウンド最盛期
- Withコロナ時代の始まり(我々はどう考えるべきか)
② Withコロナ時代をどこまで想定するべきか
- コロナ収束に向けた世界の動き
- 今後のコロナ禍展望予測
- コロナ禍の長期化を見据え動けているか?
③ 今後何が起こるか~新たなグローバリゼーションの世界観とは~
- 対立する米中関係の間における日本の決断
- 今後のグローバル化の中心地はどこへ行くのか
- 激変する海外マーケットの形とリポジショニングの必要性
④ 今何をするべきか
- オンライン化×ボーダーレス化の中で変わりゆく新・日本式グローバリゼーションとは?
- 新時代のグローバル人材に求められるもの
⑤ 事例
- 海外売上高比率0%、グローバル人材ゼロからの海外事業進出